ロワール地方ツアー 一覧 |
♪ ロワールの古城を見学 日帰りツアー
♪ ロワールの古城を見学 宿泊ツアー
■主要現地主催会社 マイバス社 エミトラベル みゅう
※ツアーの実施期間及び料金は予告なしに変更されることがあります。予めご了承下さい。
ロワール地方の古城見学ツアー
≪日帰りツアー&1泊2日の宿泊付きツアー≫
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~ロワールの古城めぐり~
アンボワーズ城
ロワール河を見下ろす小高い岩盤の上に立つアンボワーズ城の歴史は古くはガロ・ロマン時代にもさかのぼりますが、最盛期を迎えたのは15~16世紀のこと。イタリア遠征でイタリアの芸術と文化に魅せられたシャルル8世は、家具や美術工芸品などの戦利品とともに建築家、広告か、造園家などを連れて帰り、増改築中のアンボワーズ城にイタリアの風を吹き込みました。しかし、かなり白の工事が進んでいたためにイタリア芸術をあまり反映させることができず後のルイ12世、フランソワ1世の時代にイタリア・ルネッサンスが取り入れられました。フランボワイヤン・ゴシック様式のサン・テュベール礼拝堂とテラスやミニームの塔から見渡す眺望などが見どころ。また悲惨な事件として知られる、旧教徒が新教徒を大量虐殺したアンボワーズの陰謀の舞台にもなりました。城から東南約1キロには、レオナルド・ダ・ヴィンチがフランソワ1世に招かれて晩年を過ごしたクロ・リュセの館があります。
アゼ・ル・リドー城
トゥールの南西約27キロにあるアゼ・ル・リドー白は、豊かな森に囲まれたロワール川の支流アンドル川のほとりに立ち、その美しい姿を水面に移しています。こじんまりとしていながらも均整の取れた優雅なたたずまいに「ロワールの真珠」とも言われ、ルネッサンス期の傑作の一つとたたえられています。ゴシック様式のルネッサンス様式が融合されたこの城は、1518年~1529年にフランスの財務官ジル。ベルトロの妻フィリッパ・レバイの指揮のもとに作られましたが、ベルトロ夫妻は横領嫌疑がかかるのを恐れて国外へ逃亡したため、城はフランソワ1世に没収されました。その後幾人かの手を経て、1905年に国家所有となりました。調度品やタピストリーで飾られた城内には「フランソワ1世の間」と呼ばれる寝室や、フランソワ1世の紋章である火トカゲで飾られた暖炉などがあります。1810年以降に川辺に造られたイギリス式庭園から見る城館は格別です。
シャンボール城
ソローニュの森の中に建ち、城を取り巻く堀の長さがフランス最長の31kmという壮大なスケールを持つシャンボール城。敷地だけではなく城自体も幅156m,奥行117m、部屋数440室という規模で、ヴェルサイユ宮殿を彷彿させます。この城はイタリアの芸術に魅せられたフランソワ一世が以前から狩猟館を自分好みの増改築させたもので。レオナルド・ダ・ヴィンチが設計の素案を作ったといわれています。1519年に着工された工事はアンリ二世の時代を経て、ルイ十四世時代の1685年に完成しました。見どころはフランス・ルネッサンス様式の装飾が施された城館内中央にある二重螺旋階段。この会談は屋上テラスに通じており、人がすれ違わずに昇降できる仕組みになっているます。そしてこのテラスからは見事な彫刻がなされた長塔や煙突、会談などが立ち並ぶ光景を目にできます。また城館の歴史がわかる絵が展示されている小館もこのテラス上にあります。フランソワ一世は北の塔仁王の居室を、「太陽王」といわれたルイ十四世は白の中心に近いところに部屋を設えさせました。
シュノンソー城館
© ATOUT FRANCE –Maurice Subervie
ポプラ並木が続く美しい情景の中に、優美なシルエットを浮かび上がるロマンティックな白亜の城。1513年から1521年にかけて建設されたこの城は、財務官トマ・ボイエの妻カトリーヌが気づいてから19世紀のプルーズ夫人に至るまで代々の城主が女性だったことから「6人の奥方の城」とも呼ばれています。もっとも有名な城主はアンリ二世から城を与えられた王の愛妾ディアーヌ・ド・ポワチエです。王より20歳も年上でしたが、永遠の美女と言われた美しさで王の心を捕らえました。しかし王の死後は王妃カトリーヌ・ド・メディシスによって城は取り上げられてしまいます。現在二人の名前を付けていた庭園はそれぞれあり、時を経た今でも美を争っているかのようです。この城も最も特徴づける光景はロワール河の支流シェール川をまたぐように気づかれた大回廊。これはディアーヌのかけた橋の上にカトリーヌ・ド・メディシスが回廊を造ったもので、長さは60mにも及びます。川面に映った優雅な姿は、多くの人々の心をとらえて離しません。また城の敷地内には蝋人形館があり、城にゆかりの深い人物の蝋人形の展示されています。