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車窓からの景色も楽しみながら列車で巡る世界遺産の旅はいかがでしょうか?
【セメリンク鉄道】 Semmering Railway
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国名:オーストリア {1998年文化遺産登録}
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ウィーンから南へ延びる路線はオーストリア第2の都市グラーツやイタリア方面へ抜けるオーストリアの重要な幹線上にセメリンク鉄道はあります。グロックニッツ Groggnutz からミュルツツーシュラック Murzzuschlag にいたる、セメリンク峠越えの区間にあたります。1848年〜1854年に建設されたセメリンク鉄道は初のアルプス越え鉄道として、現在もアルプス越えの最も重要な路線として知られ現在16のトンネルと16の高架橋があり、高架橋の一部は二層構造となっておりこの路線の目玉となっています。トンネルや構造物は自然の環境に調和するように造られており、美しい景観を保っています。
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●ウィーンから南へ向かって
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ウィーンから IC や EC に乗ると約30分ほどでヴィーナー ノイシュタット Wiener Neustadt
へ到着する。ここから IC や EC
の場合はセメリンク峠を一気に越えてミュルツツーシュラクまでノンストップで通過してしまうので普通列車に乗り換えること。 ミュルツツーシュラクから普通列車でセメリンク峠の手前の駅、グロックニッツ駅まで約25分。ここから列車は徐々に山を登り始める。 進行方向に向かって左側の窓からは深い緑に覆われた美しい山並みが望める。右に左にカーブが増えトンネルを抜けるとたびに風景が変わる。この路線の特徴である石造りのアーチ橋は大きいものだけでも16、小さな石橋は100を越える。次々と現れる優雅な白いアーチ橋が美しいアクセントとなっている。 カルテ
リンネ橋(上写真)は特に美しい2重アーチ橋として有名だが乗車していてよくわからないうちに通過してしまう。このルートを味わいたいなら、セメリンク
Semmering 駅から鉄道路線沿いにバーンワンダーヴェークというハイキングコースが延びており、カルテ
リンネ橋などを眺めるのに絶好の場所もある。 セメリンク駅を出ると列車はすぐに全長1511m
のセメリンクトンネルに入る。トンネルを出るとまもなく山岳路線は終わりミュルツツーシュラク駅に到着、ここから先グラーツまで、ムーア川を縫うように続く線路の両側は山々の緑が美しい。
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◆参考タイムスケジュール◆
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Wien Sudbahnhof Bstg 発09:57⇒Wiener Neustadt Hbf
着10:27
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* 約1時間間隔で運行
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Wiener Neustadt Hbf 11:36⇒Gloggnitz
12:00⇒Semmering12:39
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* 約1時間間隔で運行
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Semmering13:39⇒Murzzuschlag 13:57
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* 約1時間間隔で運行
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Murzzuschlag14:10⇒Graz Hbf 15:36
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●印
セメリンク峠の所在地、セメリンク駅でもある(標高896m、セメリンク鉄道で最も標高の高い駅)
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●世界遺産を一度に訪問!!
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オーストリアには2005年現在、8件の世界遺産が登録されています。ウィーン⇒セメリンク鉄道⇒グラーツのコースでは『ウィーンの旧市街』・『セメリンク鉄道』・『グラーツの旧市街』の3つの世界遺産を一度に訪ねることが可能です。さらにウィーンで『シェーンブルン宮殿』も訪問すると合計4件、オーストリアの半分を見たことになるのです!!
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●オーストリアレイルパス
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* オーストリア国鉄に有効なパスで1等用、2等用がございます。 *
15日間の有効期間内に3日の通用日を選択できるフレキシータイプです。 *
オーストリアレイルパスだけでセメリンク鉄道にご乗車になれます。
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